【人の話が聞けない人必見】ワーキングメモリを鍛える方法を5つ紹介!

メンタル・心理

 

 

上司にアドバイスをもらっている時や後輩の悩み相談を受けている時

話を聞こうと耳は傾けていても
何故だか話の内容が頭に入ってこない時ってありませんか?

特に、会話の相手がとてつもなく早口だったり、難しい言葉を使っていたり
すると、尚更思考がフリーズしてしまう。
そんな経験ありませんか?

  • 人の話を聞きたくても、うまく話についていけない
  • 複数人の会話ではいつも置いてけぼり
  • 言われたことを聞いてはいたつもりなんだけど、忘れてしまう
  • 本を読んだり文章を書くこともあんまり得意じゃない

そんな方は、脳のワーキングメモリという機能が低下しているかもしれません。
今回は、リハビリ職として患者様とのコミュニケーションを重ねてきたわたしが
そのワーキングメモリの鍛え方について紹介していきます。

この記事を読めば、相手の話に集中できるようになり、コミュニケーション上手
になりますよ。

是非ご一読ください。

ワーキングメモリって何?記憶力とは違うの?

 

 

ワーキングメモリ とは,情報を一時的に保持しながら操作を加える認知 機能であり,容量に厳しい制約がある
Baddeley & Hitch, 1974

 

わかりやすくいうと、情報を一時的に覚えておきながら、目的に合わせて
その情報を取り出し、思考する、という一連の働きのことを言います。

例えば、引き算をする時は、引かれる数と引く数を覚えておきながら、
二つの情報を処理して答えを導き出さなくてはなりません。
また、1日の計画を立てる時も、「やるべきことやしたいこと」という目的となる情報を
覚えておきながら、それをどこで、どれくらいの時間をかけて、
いつまでに、といった行動計画を立てなければなりません。

このように、一度脳に情報を留めておいて、それを処理していく力のことを挿します。

記憶力と違うのか、という疑問が生まれますが、少し概念が違います。

記憶力にも色々と種類があるのですが

大きく分けると

・長期記憶

・短期記憶

の二つに分けられます。
その中の短期記憶は、ワーキングメモリと同様、数十秒だけ脳に情報を記憶しておく・留めておく働きがあります。

そしてその二つの決定的な違いとは

処理をしているかしていないか です。

短期記憶は、ただ情報を記憶する。ただそれだけです。
歴史上の人物や年号を暗記する、といったシンプルな記憶力です。

ワーキングメモリは、情報を「処理」しながら「記憶」するという二つの要素が関わってくるのです。そのため、ワーキングメモリには一つの情報に意識を集中する力や、他の情報に気を取られないように注意の対象をシフトする力など、様々な力を必要とします。

テストでいえば、数学や国語における文章問題です。単語一つ一つの情報や物語を覚えておきながら総合して問題を理解しなければいけません。

 

 

ワーキングメモリには限界がある!

 

 

ワーキングメモリは容量が設定されています。

作業できる情報の量に限界があるため、キャパオーバーしてしまうのです。
複数人の会話において話についていけないという人は
ワーキングメモリの容量が少ないという可能性があります。

多大な情報が一気に流れ込んでくるため、一つの情報が入力されると
その前にとどめておいた情報が一つ溢れおちてしまう・・といったように、
本来覚えておかなければいけない情報(議題や会話の筋となるところ)
を忘れてしまうというわけです。

 

また、ワーキングメモリの容量が大きい人に関する研究では
このようなものもあります。

・ワーキングメモリ課題の得点が高い人ほど知能得点も高い

・柔軟な注意配分ができる

・感情刺激に対して適切な情報処理ができるため、感情コントロールが上手

・充実感を感じやすく、抑うつ傾向に繋がりにくい

学習の基盤とも言えるワーキングメモリですが、その容量を広げることで
日常生活の質や精神的健康度を高めてくれる可能性があるようです。

 

 

ワーキングメモリを鍛えるためにはどうしたらいいの?

 

 

生活に多大な恩恵をもたらす可能性があるワーキングメモリ。
その容量を広げたり、生活でうまく使っていくためのコツをご紹介します。

環境を変える

 

 

これは、容量そのものを広げるというより、
ワーキングメモリを発揮しやすいベストな状態を作っておく
という方法です。

ストレスや不安が強い時や、ネガティブ感情を伴う時は
より脳のパフォーマンスは落ちやすくなります。

不必要な情報や刺激で溢れかえっていることで、必要な情報がボロボロと
抜け落ちやすくなっている状態になっているというわけです。

もし、現在の自分の活動拠点にストレス因子が多すぎると感じた場合は
自分がそこから離れる もしくは その因子を取り除く
ことを意識してみてください。

一人暮らしを始める、転職をする、部屋の掃除をする、といったように
自分の精神状態にマッチした環境を見極めて、拠点を変えることも重要です。

 

 

ゲームでワーキングメモリ容量を高める

 

 

ワーキングメモリの容量を広げることを目的として作られた

「Nバック課題」というワーキングメモリトレーニング方法があります。

画面上に数字が表示されていき、N個前に表示されたものが何の数字で
どの位置にあったのか、を答えていく、といったようなものです。
一日2〜30分程度、20日間この課題を繰り返し継続することで、
ワーキングメモリ課題の点数も向上した、という報告があります。

 

メンタリストDaigoさん監修のアプリがありますので、是非
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。↓

 

 

だいじな情報は長期記憶に変える!

 

 

ワーキングメモリは長期記憶と連動して働きます。
今までの経験や知識、思い出などの長期的な記憶情報と照らし合わせて
「今すべきこと」の判断材料になるわけです。
短期記憶と短期記憶同士での処理は、脳への負担が強すぎます。
「あっちもこっちも新しい情報だから、しっかり覚えとかなきゃあかん!」
みたいな感じです。

とすれば、仕事や会話の中で必要になる情報の中で

「いつも繰り返し使う必要のあるもの」は長期的な記憶に移行
しておけば楽になります。
いわば、毎日すべきことは自動で取り出せるものにしておく、ということです。

 

長期記憶に移行するためには、その情報に触れる・振り返る頻度を
増やす必要があります。習慣化することが一番良いです。
以下で紹介する項目も、長期記憶に変えるという点で使えるテクニックなので
参考にしてみてください。

 

 

音読しながら読書をする

 

 

書面の字を読むことが苦手だったり、人の話についていけない人は
読書をすることもオススメです。

様々な言葉や文字の羅列を目にする、ということに慣れておくことで

・集中力

・文脈を理解する力

・語彙力

が身につき、実際の生活場面で、会話や文章に触れる時に
その「話題のテーマ」に注意が向きやすくなります。

その上で、音読する、ということは効果的です。
現代の研究では、インプットすることよりもアウトプットすることで
脳に記憶情報が定着しやすいと言われています。
一度音声情報にする、ということを繰り返すことで、物語や内容が
入ってきやすい、というのは経験したことがある人もいるかと思います。

また、ドラマでも拝見したことがある人もいるかもしれませんが、
歩きながら本や教科書を読むことも効果的です。身体の血液循環量が増えることで、
脳のエネルギーも活発になりやすくなります。

 

 

繰り返す、人に教える

 

 

アウトプットが重要、と話しましたが、これも同じことです。

記憶を定着させたい情報はまず繰り返し想起することが大事です。
復習と同じ要領です。

脳が「あれ?こんなに思い返すということは大事な記憶なのかな?
長期記憶の箱にしまっておこうか」と捉えるからです。

同じことを一度に続けるより、分散して同じ学習をする、ということを意識します。そして、覚えかけた情報は人に教えてください。
それは、直接的に口頭で伝えるという行為でもいいですし、
ブログなどで記事にするのもいいです。

いずれにしても、
「人に分かりやすく伝えるために、この情報の意味を考え直す、整理する」
という過程がしっかり踏まれていれば、問題ないと思います。

 

 

まとめ

 

 

生活の質や満足度高めるためにはワーキングメモリを上手に使いこなしていくことが
重要であることと、そのコツをお伝えしました。

個人的にはワーキングメモリの容量自体を広げるというイメージよりも
長期記憶に移行させる情報量を増やして、短期記憶を扱うための
スペースに常に余裕を持たせておくといった方法が、
より生活に直結しやすいのではないかな、と思いました。

すぐに実践できる方法ばかりなので、日々の充実感を高めるためにも
ぜひ実践してみてください。

 

 

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